最弱ツインズの最後の決戦 ~めいの最初で最後の戦い~
碧い星が輝いていた頃 その1 (プリンセスとナイト)
「ねぇ,クリスターナ」
「このヴィジョンは,いったい何」
(きい,ごめん.大丈夫,きいと融合していたことをすっかり忘れてた)
「すっかり忘れるなんて,ひどいなぁ」
(ごめん.もう,見るのをやめるから)
「なんでやめるの.これって,クリスターナの大切なものなんでしょ.なら,わたしにも見せてよ,見たいなぁ」
(うん,いいけれど・・・.あまり無理しないでね.気分が悪くなったりとか頭が痛くなったらいってね)
「うん,わかった」
「なかなかいいカラダしているじゃねえか.俺様の女になれ!」
「あんたって,もしかしてバカでヘンタイ.あたしをお嫁にいけなくする気ッ」
「そうじゃねえ,いまからおまえが,この俺様の所有物なればいいだけの話だ」
「たっぷりと可愛がってやるぜぇ」
「いやよッ」
「どうしてだぁ」
「あんたって,わたしよりも年下でしょ」
「それがどうした.愛し合えば年なんて関係ねえよ」
「うーん,わたしと勝負してあなたが勝てたら,わたしはあなたの望み通りに」
「本当か.こりゃ,うれしいぜぇ」
「本当よ」
「ところで名前を教えてくれ.俺様は,ネオスっていうんだ」
「ネオスか.いい名前ね.わたしは,クリスターナ」
「きれいな名前だぁ」
Ready Fight
「キャーッ」
「おっと,危ないな.気を付けないとダメだぜ.クリスターナ」
「ありがとう,ネオス.どうやら,この勝負はわたしの負けね」
「いや,俺様の負けだ」
「?,どうして」
「俺様が小さいときにクリスターナ.君と出会っているんだ」
「そうかぁ.やっぱり,おぼえていたのねえ」
「ああ,初めて見たときから,君のことが気になっていて頭から消えることはなかった.そして,いつの間にか好きになっていた.我慢が出来なくなって,1年前に君を探しに出たんだ」
「えーッ,もうその頃わたしは・・・」
「そう,ガイアには君はもういなかった,でも,ようやく今日クリスターナ,君を見つけることが出来た」
(クリスターナ妃.ようやく,プリンセスを護るナイトが登場したようで,よかったですね)
「ギィ,ありがとう.いまから二人で帰るわ.アールにも伝えておいて」
(ハイ,わかりました)
「・・・ネオス,帰りましょう・・・わたしたちのパレス(いえ)に」
「そうしよう.で,歩けるのか」
「無理かな」
「じゃあ,このまま俺様が抱いて帰るしかないな」
それが5000万年以上前の運命のいたずらが招いた愛の物語の始まりだった.
「このヴィジョンは,いったい何」
(きい,ごめん.大丈夫,きいと融合していたことをすっかり忘れてた)
「すっかり忘れるなんて,ひどいなぁ」
(ごめん.もう,見るのをやめるから)
「なんでやめるの.これって,クリスターナの大切なものなんでしょ.なら,わたしにも見せてよ,見たいなぁ」
(うん,いいけれど・・・.あまり無理しないでね.気分が悪くなったりとか頭が痛くなったらいってね)
「うん,わかった」
「なかなかいいカラダしているじゃねえか.俺様の女になれ!」
「あんたって,もしかしてバカでヘンタイ.あたしをお嫁にいけなくする気ッ」
「そうじゃねえ,いまからおまえが,この俺様の所有物なればいいだけの話だ」
「たっぷりと可愛がってやるぜぇ」
「いやよッ」
「どうしてだぁ」
「あんたって,わたしよりも年下でしょ」
「それがどうした.愛し合えば年なんて関係ねえよ」
「うーん,わたしと勝負してあなたが勝てたら,わたしはあなたの望み通りに」
「本当か.こりゃ,うれしいぜぇ」
「本当よ」
「ところで名前を教えてくれ.俺様は,ネオスっていうんだ」
「ネオスか.いい名前ね.わたしは,クリスターナ」
「きれいな名前だぁ」
Ready Fight
「おっと,危ないな.気を付けないとダメだぜ.クリスターナ」
「ありがとう,ネオス.どうやら,この勝負はわたしの負けね」
「いや,俺様の負けだ」
「?,どうして」
「俺様が小さいときにクリスターナ.君と出会っているんだ」
「そうかぁ.やっぱり,おぼえていたのねえ」
「ああ,初めて見たときから,君のことが気になっていて頭から消えることはなかった.そして,いつの間にか好きになっていた.我慢が出来なくなって,1年前に君を探しに出たんだ」
「えーッ,もうその頃わたしは・・・」
「そう,ガイアには君はもういなかった,でも,ようやく今日クリスターナ,君を見つけることが出来た」
(クリスターナ妃.ようやく,プリンセスを護るナイトが登場したようで,よかったですね)
「ギィ,ありがとう.いまから二人で帰るわ.アールにも伝えておいて」
(ハイ,わかりました)
「・・・ネオス,帰りましょう・・・わたしたちのパレス(いえ)に」
「そうしよう.で,歩けるのか」
「無理かな」
「じゃあ,このまま俺様が抱いて帰るしかないな」
それが5000万年以上前の運命のいたずらが招いた愛の物語の始まりだった.
三姉妹のファイナルバトル ~碧と純麗が戦う時~
「コロス」
「碧,わたし純麗だよ.わかんないの・・・・・・」
純麗は,わからなかった.何で碧が敵の味方をするのかがわからないまま戦うことに.
「コロス」
「そうだ!.殺せ!!」
「ダーク・ブルーよ.目の前にいるのはおまえの敵だ.殺してしまえ!!」
「コロス」
「な,何で,碧元に戻って,お,お願い・・・・・・」
「いくら叫んでも無駄だ.そのものの身体には,おまえが知っている碧は,もういない」
「我がボスである邪心獣が復活した時に,魂もエネルギーと共に抜き取ってしまったからな」
「そんな,ヒドーい・・・・・・」
「コロス」
「どうだ.身内に殺される思いをするのは」
「気持ちがよかろう.さっさと,殺され我がコレクションとなれ」
「いやぁッ」
「絶対,絶対に碧を取り戻す.そして,桃を一緒に探し出す」
「無駄だと言っただろう.たとえ抜け殻を取り戻したとしても」
「魂はどうするのだ.それに我がボスのダークパワー・エネルギーは尽き果てることはないぞ」
「くッ」
「コロースッ」
(しまった)
グァッシャン
純麗は後頭部が砕ける音を聞く同時に衝撃を受け,前のめりに倒れ込んだ.そして,意識がもうろうとしている中立ち上がろうとした瞬間.
バッギッ,グァッシャ.
ジャンピング・ニーを食らい,そのまま後ろへと倒れ込んだ.
「・・・・・・碧・・・・・・」
グァワシャン,ドス.
そのまま動くことはなかった.
「クッッッ,よくやったぞ.ダークブルー」
「おまえの役名は終わった.ご苦労だったな」
ドタン.
「俺は碧い方を持ち帰ろう」
「なら,俺は髪が長い方か」
邪悪な物たちのコレクションとなってしまった純麗と碧.これ以降彼女たちの姿を見た物は誰もいない.そして,悲劇は桃,ウルトラ・マザー・レイナたちへと続く.
闇への生け贄
当初では,黒金(ゴールド)で桃を拉致る予定でいたのだが気が変わり,こいつらが桃を拉致した上,カラダを弄ばれ愛する者の闇の力により,桃から黒桃(ダーク・ピーチ)へと変わっていくのである.
「本当にこの小娘があの黒金(ゴールド)の女なのか」
「多分な」
「多分って,おまえなぁ」
「まあ,ヤツがここへ来ればわかるだろよ」
「それにこの小娘は,ヤツの中に眠っている闇への生け贄にはもってこいだ」
「…金ちゃん…ここに来ちゃ・・ダメぇ…」
「本当にこの小娘があの黒金(ゴールド)の女なのか」
「多分な」
「多分って,おまえなぁ」
「まあ,ヤツがここへ来ればわかるだろよ」
「それにこの小娘は,ヤツの中に眠っている闇への生け贄にはもってこいだ」
「…金ちゃん…ここに来ちゃ・・ダメぇ…」