奴隷オークション 2015 Episode 2 ~死する惑星(ほし),愛が輝く~
「さて,ここからはスペシャルな品が3点.まず,ロットNo:MCD02058-69851とロットNo:MCD02058-62852そしてロットNo:MCD02058-69853」
うぉおおおおおおーッ.
「なお,各品にオプションとして搾乳マシーンと永久種付けサービスをつけさせていただきます.また,今回は,お一人様一品とさせていただきます」
「ところでロットNo:LSL100568-87251の競り主は・・・」
「おまえだよ.おまえの名前で登録しといた」
「えーーーーーーーッ,そ,そんなぁあああーッ」
「いいじゃねえか.“愛”の契りを交わせるなんてよ」
「だ,だめですよ.親方様に殺されちゃうじゃないですか」
「大丈夫だ.親方の了承はとれている」
「それにそれをしないと,ここから出れねえし競り自体も無効なんだぜぇ」
(これであいつの想いも届く・・・)
(しかしよ.親方もおまえも策士だぜぇ)
(おまえこそ名演技だったぞ)
「そういうことだから,ちゃんと競り落とせよ」
「じゃあ,俺たちは向こうでおまえの“愛”の場を用意でもするかな」
「だぁな」
「じゃあな.ガンバれよ」
「そんなぁあああああああああーッ」
とある惑星(ほし)が破滅へと向かっているときの話しだった.
とある惑星(ほし)が破滅へと向かっているときの話しだった.
奴隷オークション 2015 Episode 1
「今回も上玉中の上玉だ.ロットNo:MCD00258-96851」
「おっとこれは・・・,髪型が違うがCD系銀河の戦闘民族長の娘君だ」
「今回も磔台等のセット販売とさせていただきます」
「続きまして,ロットNo:LSL100568-87251」
「LLS星系スターバースト銀河の第1皇女の登場だぁああああー」
「な,なん,なんだって」
「おい,何を驚いているんだよ」
「ば,馬鹿野郎!.これが驚かずにいられるもんかぁ」
「やはり,囚われていましたか」
「どういうことだよ.俺にもわかるように説明してくれぇ」
「この方は,親方様の婚約者です」
「うそぉおおおーッ」
「間違いねえ.左腕にブレスレットがある」
「あれ,ボクが届けたものですからねえ」
「で,どうするんだぁ」
「俺らで競り落とすしかねえなぁ」
「それしか助け出す方法がありませんね」
「か,金は?」
「ありますよ.もし,足んなくても後であの3体を売れば,かなりのプレミアがつきますから大丈夫です」
「だあな」
「それにクイーンたちの居場所もわかりましたし」
「早くケリをつけて帰ろうぜぇ」
(親方いましたぜ)
(そうか,手はずどおりにやってくれ)
(はい,でも,いいんですか.本当に)
(彼女が本当に好きなのは,あいつだからな,本当はもっと早く手を打つべきだったかもしれん)
(わかりました,では,我々は,クイーンマザーとプリンセスと一緒に)
(そうか,アニじゃもよろこぶな)