2ntブログ

きぃの敗北とスターとの出会い,そして・・・

「こ,ここは・・・・はっ」
「ようやく目が覚めたか」
「は・・・はなして・・・」
「何を言っている.お楽しみはこれからだ」
「いやッ・・・お・・・ね・・・が・・・い・・・」
「ここをよく見ろよ.ガッツリと入っているぜ」
「ど・・・どうして・・・こん・・・こんな・・・こ・・・ことを」
「お前が,負けたからさ」
(そうだった.私は戦士の最終訓練前のテストで負けただった)
(それにわたしは・・・)
「そう,お前は俺との戦いで全エネルギーを使い果たすという,戦士として重大なミスを犯した」
「そういうところを直さないと,いざというときに護りたいものが護れないぞ」
「・・・・・・」

52910677_p0.jpg

「お前の名前はなんて言うんだ.俺の名は,スター」
「わ,わたしは・・・き・・・きぃ」
「きぃか,良い名前だな」

52910677_p1.jpg

「今度は,こっちの方だ」
「い,痛い,お願い,抜いて・・・」
「少しは我慢しろ,俺のエネルギーを少しわけてやったお代だと思え」
「でも,そこは痛いわ」
「こっちは,初めてなのか」
ウンッとうなずくと
「そうか,悪かった,なるべく痛くないようにするから・・・」

「ねえ,スターお願いがあるの聞いてくれる」
「どうした」
「わたし,強い戦士になりたいの」
「なら,悪いところを直さないと強くならないぞ」
「きぃ,よく聞け,ただ強いだけじゃだめなんだ」
「どうして」
「お,おれ・・・おれは・・・」
「護れなかったんだ」
「あ,・・・あい,・・・あいつを・・・」
「す,スター・・・」

52910677_p2.jpg

あれから,私は時も忘れ,スターを相手に訓練を繰り返した.でも,わたしは・・・
「きぃ,だいぶ強くなってきたな」
「ぜ,全然よ」
「いや,そんなないぜ」
うんうんっと横に首を振りながら
「まだまだ」と言うとスターが
「エネルギーを使い果たす率は減った」といってくれたけれども,やはり,まだまだスターには負け続けていた.


(そうか)
(わたしたちが出会ったのは,きぃとミクの最終テストの直前だったのね)

スターと出会い,クリスターナとの出会いがわたしを戦士として成長させてくれた.

碧い星が輝いていた頃 その1 (プリンセスとナイト)

「ねぇ,クリスターナ」
「このヴィジョンは,いったい何」
(きい,ごめん.大丈夫,きいと融合していたことをすっかり忘れてた)
「すっかり忘れるなんて,ひどいなぁ」
(ごめん.もう,見るのをやめるから)
「なんでやめるの.これって,クリスターナの大切なものなんでしょ.なら,わたしにも見せてよ,見たいなぁ」
(うん,いいけれど・・・.あまり無理しないでね.気分が悪くなったりとか頭が痛くなったらいってね)
「うん,わかった」
20130327_0001_1_1_1.jpg20130327_0001_1_4_1.jpg
20130327_0001_1_6_1.jpg20130330_0001_1_1_1.jpg
20130327_0001_1_2_1.jpg20130327_0001_1_3_1.jpg

「なかなかいいカラダしているじゃねえか.俺様の女になれ!」
「あんたって,もしかしてバカでヘンタイ.あたしをお嫁にいけなくする気ッ」
「そうじゃねえ,いまからおまえが,この俺様の所有物なればいいだけの話だ」
「たっぷりと可愛がってやるぜぇ」
「いやよッ」
「どうしてだぁ」
「あんたって,わたしよりも年下でしょ」
「それがどうした.愛し合えば年なんて関係ねえよ」

「うーん,わたしと勝負してあなたが勝てたら,わたしはあなたの望み通りに」
「本当か.こりゃ,うれしいぜぇ」
「本当よ」
「ところで名前を教えてくれ.俺様は,ネオスっていうんだ」
「ネオスか.いい名前ね.わたしは,クリスターナ」
「きれいな名前だぁ」

Ready Fight

20130401_0001_1_1_1.jpg20130401_0001_1_2_1.jpg
20130402_0001_1_1_1.jpg
「キャーッ」
「おっと,危ないな.気を付けないとダメだぜ.クリスターナ」
「ありがとう,ネオス.どうやら,この勝負はわたしの負けね」
「いや,俺様の負けだ」
「?,どうして」

「俺様が小さいときにクリスターナ.君と出会っているんだ」
「そうかぁ.やっぱり,おぼえていたのねえ」
「ああ,初めて見たときから,君のことが気になっていて頭から消えることはなかった.そして,いつの間にか好きになっていた.我慢が出来なくなって,1年前に君を探しに出たんだ」
「えーッ,もうその頃わたしは・・・」
「そう,ガイアには君はもういなかった,でも,ようやく今日クリスターナ,君を見つけることが出来た」
(クリスターナ妃.ようやく,プリンセスを護るナイトが登場したようで,よかったですね)
「ギィ,ありがとう.いまから二人で帰るわ.アールにも伝えておいて」
(ハイ,わかりました)
「・・・ネオス,帰りましょう・・・わたしたちのパレス(いえ)に」
「そうしよう.で,歩けるのか」
「無理かな」
「じゃあ,このまま俺様が抱いて帰るしかないな」

それが5000万年以上前の運命のいたずらが招いた愛の物語の始まりだった.

続きを読む

きいの想い ミクの願い

新年一発目.

きいとミク

「・・・・・・ミクちゃん・・・・・・」
「なあに,きいちゃん」
「・・・・・・」
「わたしから黒碧(あお)ちゃんをとらないで」
「とらないよ.いまは,きいちゃんが黒碧(あお)ちゃんの彼女でしょ」
「もっと,自信もちなよ」
「でも・・・・・・黒碧(あお)ちゃんは・・・・・・ミクちゃんを・・・・・・」
「大丈夫だよ」
と言いながら頷くミク.

(わたしの中には,大切な人がいる.・・・・・・きいちゃんのその思いは届いている.このわたしが護ってあげる)

全銀河系最強戦士が現る

全銀河系の最強の戦士
 

 彼女は,全銀河系の最強の戦士であり,ツインテールツインズたちの戦闘格闘技の師匠でもある.
そして,次期マスター候補の一人なのだ.

検索フォーム
プロフィール

小次郎 DX078

Author:小次郎 DX078
時を旅をするドSな野人ではある.最近は,Poser8とDAZ Studioで遊んでいる事が多い.

カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR